4月5(日)の速報です

東京都でのコロナウイルス 感染者が新たに143名判明しました。(4月5日)

目に見えない以上に、自分達のまわりにどこまで脅威が近づいているか心配と不安ばかりが大きくなってしまいますね・・・。

明日に迫る区立小中学校の入学式と始業式についてお伝えします。

多くの情報がありますので、いくつかに分けてお伝えしていきます。

・江戸川区や教育委員会、各学校に起こっていること

国や都の方針や報告を受け、江戸川区は4月2日(木)に行われた「新型コロナウイルス 感染症対策本部」で、5月6日までの休校延長を決めました。区議会(区民の代表者の立場である)対策本部へも同日に報告がありました。

4月6日(月)に予定している入学式はや始業式については、「配慮と工夫をした上で実施する」の方針で話されています。

これを受け、各学校ではどのような配慮・工夫をするのかが検討されたと思われます。
例えば、室内に入らないようにする、アルコール消毒液を各所に置く、机などをアルコールで拭く、マスク着用を徹底する、時差登校にする、など。こういったことは、各学校の判断になります。入学式での集合写真の有無なども各学校の判断です。各学校の先生方は、感染が広がらないよう出来る対策をされていると思います。

こういった中、4月3日(金)に新たな区内での新型コロナウイルスの感染者(保育園児)がわかりました。金曜日の午後です。(因みに、私の元へは16時前に連絡が来ました)

金曜日〜日曜日にかけて、思いつく限りの方法で江戸川区とアクセスしました。また、地元の区議や23区内の区議(区民代表)の方々とも情報交換などしました。

結果

この週末は、私達区議(区民代表)が対策本部などに問い合わせることは困難であり、細かい判断がなされるであろう各学校への連絡はもちろん不可能でした。

分かったことは・・・

今回のような場合は、「入学式や始業式を欠席しても欠席扱いにならない」ということです。「なんだ、それ・・・」と思われる方もいらっしゃると思いますが、大事な話ではあります。

「感染のリスクを下げるための欠席」は権利として認められているので、ここはご家庭で話し合い、行かせるか、行かせないかを判断されて良いと思います。今は「平時」ではなく「有事」ですので、命を守る判断を個々にすることが大切なのではないかと思っております。

そんな中、登校を決めた理由の1つに子供達の安全確認ということもあります。休みが長く続くことで、子供達やご家族などに変化があり、心のケアが必要ではないかなど。それらを察知するという意味では実際に登校をさせ、顔を見るということは、とても重要であると考えられています。それも無視できないと考えられたのかも知れません。

自治体によっては、この週まで方針を変えられたところもあります。しかしながら、江戸川区は変わらなかったので、明日4月6日(月)に入学式・始業式は行われる予定です。(本日4月5日20:00現在)

・この判断を受けて私達のできること

まずは、出席するかしないかのご判断になるかと思います。
特に入学式は大切なイベントであり、楽しみにされている方々も多いと思います。各学校で対策されているとは言え、100%大丈夫とは誰も言えないと思います。難しい判断だと思います。

今回、何かあった時の「責任」がどこにあるのかも考えてみました。

何かあった時に「この責任は学校ではないか!」、「区が!」、「教育委員会が!」などという声が・・・。もちろんあったとしても、その上で私達保護者も一緒にどうすべきかを考える必要があると思います。

また、、入学式(卒業式なども)など、節目になるような大切なイベントに関しては、望んだ通りにならなかったとしても良い。落ち着いた時に改めて何かができるのではないかと提案することで、前を向けるのではないかと思っています。

今回、区議の立場として感じたことは、もっともっと「江戸川区」には変わって欲しいとことがある。それをちゃんと「江戸川区」に伝えなければいけないということです。

「小林さん、区議のくせに何言ってんの?」と思う方もいらっしゃると思いますが、あくまで様々な決定権は「江戸川区」にあり、私達区議はそれに対して意見を言う立場、嫌な言い方ですが「チェックする立場」であるため、今回のような状況下では全く「力及ばず」を感じるばかりでした。お気持ちに答えらず本当に申し訳ないです。

とは言え、まだまだ明日から変えられることもありますので、明日以降も、より良いものになるよう意見して参ります。また何が起きているのかの発信もしていきたいと思います。