子ども休校、登園自粛、在宅ワークをやってみた

新型コロナウィルス感染症対策の1つとして、保育園や学童クラブも自粛要請がされています。

子どもの安全を考えると共に、少しでも園や学童が3密にならない協力ができれば!と思い、仕事を調整し在宅ワークに切り替え、子どもを家において数日過ごしてみました。

【結論】

仕事は進みません。家が散らかっていきます。子ども達は飽きます。

私の要領の悪さもあるとは思いますが(>_<)、
子どもを抱えての在宅ワークは、正直しんどいです……
子ども達の健康や様々なケアを考えれば、放っておく訳にもいかず、そちらにも時間を取られます。

「家にいるけど、ちゃんと仕事をしている訳だから、保育園に預けたい……預けないと仕事がはかどらない……」
と、普通に思いました
在宅ワーク=子ども達を預けなくてもいい、にはならないと思いました。

ここで私が言いたいのは、「保育園や学童クラブの登園・登校自粛が難しい」ではなく、

「子どもがいる状況での在宅ワークが、どこまで可能だと認識されているのだろう」という疑問です。

業種や子どもの年齢にも寄りますが、“子どもを見ながら仕事をする”というのは、かなりの技術が必要だと思います。子どもがいる場合は、仕事内容を精査する必要があると思いました。

そこから出た1つの疑惑……

「子育てや、子ども達の保育について、もしかして軽く思われていないかな?」

・突然、小中学校を休校にしても親は対応できる。
・休校に伴い、子ども達が自宅にいることになっても親は対応できる。
・家にいるのだから、親は仕事しながら子どもをみれる。

などと思われていたのではないか、実際のご家庭や子ども達の事情をちゃんと理解してもらえていたのか、と不安になりました。

以前から言われている、保育士や幼稚園の教諭の方々の待遇のことなども合わせて考えると尚更、「子育てや子どもの保育について、ちゃんと理解してもらえているのか?」と心配になりました。

「そんな考え甘えてる」「工夫すればできる」「昔はもっと大変だった」などの厳しいお声ももちろん、しっかりと受け止めていますが、

それでもやはり、「今の子育て事情」もしっかりと理解していただきたいと思っています。

子ども達や子育ての課題については、今までも多くの時間、議論されてきています。

私達、子育て世代は、もっと当事者の声を届けてもいいのかも知れません。
私達が思っている以上に、当事者の声は伝わっていないのかも知れません。
私達はもっと、議論していかないといけないのかもしれません。

といろいろ考えが巡っています。

心配はあるものの、今はまず!命の安全、感染拡大の防止がとても重要です。
ご家族で何ができるか話し合い、どうしても困った時には、お気軽にお声かけください!

在宅ワークでお子様と過ごされる方、しんどいですが頑張りましょう!